HOME > 九大物理 > 学生生活

学生生活

 物理学科に入学した学生がどのように学習と研究を進めていくのか、大学院に進学するとどのように研究を進めていくのかなど、入学から卒業までの大まかな流れをここでは説明します。

学部1、2年生

 最初の1年の間、基幹教育を伊都キャンパスで受けます。2年次から、志望および成績に基づいて物理コースと情報理学コース*への振り分けが行われます。

学部3年生

 主に専攻教育を受けます。講義や演習に加えて、本格的な物理学実験と物理学ゼミナールがあります。後期には研究室配属のための研究室説明会が開催されます。また、12月頃には3年生が中心となり物理学科の行事「ニュートン祭」が開催され、パーティーやスポーツ大会などのイベントと研究室訪問会が行われます。

学部4年生

 研究室へ配属され、物理学特別研究を行います。特別研究の進め方は研究室により異なりますが、通常は研究室に机が与えられ、多くの時間を研究室で過ごすことになります。大学院進学希望の学生は8月末頃に大学院入試を受験します。

大学院修士課程1、2年

 通常の講義を受講するほかは、研究室のゼミやコロキウムなどで専門分野の学習を行います。基礎的な学習を進めつつ修士論文のテーマを決めて、研究活動を教員の指導のもと行います。修士2年の後半は研究の内容と結果 を修士論文にまとめ、最後に修士論文の発表会が行われます。博士課程進学希望者に対しては成績と修士論文の内容により、博士課程進学が審査されます。

大学院博士課程1〜3年

 修士課程よりも高度な研究に取り組み、自立した研究者として活動するように訓練されます。また、研究成果 を国 内外の学会や研究会で発表したり、専門雑誌に論文を投稿したりする機会が修士課程に比べて増えます。3年次の後半に博士論文をまとめ予備審査を受けたあと、卒業前に公聴会で発表し最終審査を受けます。